亡霊のダンス
例えばある晴れた冬の日、風に流された雲が太陽を覆ってあたりが一瞬だけ暗くなったことを私はよく覚えているのだけど、それを体験したのがこの「私」である事実があの世界を破壊してしまう。私は汚い。自分には幻想を当てはめられない。だからそれ以上先へ進もうという気も失せてしまう。架空の人物に体験を託したならもっと先へ行けるんじゃないかと思う、のだ。
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- 2006-01-16 23:47
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